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店頭販売のみ 1本につきスタンプ3個必要です 登醸造 セツナウタ[2023] ココファームのワインの原料ブドウも栽培する「登醸造」の「小西史明」さんが、2015年から始めた自家醸造ワイン。2023年は除梗破砕して30日ほど漬け込んで搾汁したものと、収穫後すぐに全房で搾汁した果汁を混ぜて野生酵母で発酵。最後に別タンクで発酵させていた8か月ほど漬け込んで搾汁したツヴァイを7%混ぜ、翌年9月にビン詰め後、5か月のビン内熟成。前年より醸し比率が上がって、見た目も赤に限りなく近い仕上がり。また、2022年同様に瓶詰め時のSO2添加をしていない為、開けたてから本来の味わいが楽しめます。赤の温度帯よりは気持ち冷やしめで、赤身のお肉と合わせるのがオススメです。 ―以下生産者資料より抜粋― 2023年産のワインは雰囲気の違うものになりました。これまで豊潤でまろやかを目指してきたのですが、最近ちょっとしたクセというか、ひっかかりみたいなものが欲しくなってきて、8か月間コタコタに漬け込んだものを7%だけ加えてみました。これが意外と効いて、ちょっとだけ枯れた味わいが出ました。醸し比率も昨年より高くなり、コクも出ています。今回もビン詰め時の亜硫酸は入れてません。抜栓後すぐに本来の味わいが出る上に、もちもよいなあと感じています。 2023年もとにかく暑い年でした。収穫期になっても夜温が高く、糖度がなかなか上がらない一方、酸だけは落ちていく。最近の余市では酸のことを考えると、なかなか収穫を引っ張れなくなっています。病気についても低温で多発する灰色カビ病に加えて、高温で出やすい酢酸まで問題になってきました。鳥の襲来もありました。カラス、ヒヨドリ、ムクドリ、メジロみたいな鳥が房を突いて食べてしまうのです。周りの畑が収穫を終えるのにともない、鳥が自分の畑にどんどん集結してきているようで、気が気ではありませんでした。そのせいで例年に比べて収量は少し減りました。余市のワイン状況ですが、相変わらず開発ラッシュが続いています。東京の不動産会社が山を崩してワイン畑を作っています。ウチの隣の畑も東京のIT会社が買いました。ニトリもワイナリーを建てました。駅前には新たにワインバーが3軒オープンし、駅前ワイン戦争も過熱しています。 昨年もお知らせした余市〜小樽間の鉄道の件ですが、北海道新幹線の札幌延伸が見通せない状況 となったため、廃線も当分先になりそうです。本来なら2030年のはずでしたが、早くても38年より先ということらしいです。それと、新たな道の駅の建設計画も白紙になってしまいました。なんだかいろんなものが滞り始めてます…。 最近の暮らしといえば、太陽光パネルを1枚だけ設置してみた(工具の電化をすすめている)、羊の毛刈りを自分でやるようになった、畑にミントを植え始めた、老猫の腰痛で注射を打った、AIの進化で絵を描ける(?)ようになった、オーディオブックを聴くようになった、そんな感じでしょうか。今年もどうぞご賞味ください 750ml 税込3465円 |
■ 生産地:日本、北海道、余市町
■ 味のタイプ :ロゼ・辛口
■ アルコール度:12,5%
■ ブドウ品種 :ツヴァイゲルトレーベ100%
■ 平均樹齢 :年
■ 平均年間生産量 :2722本