ワイン・ドヴォケイト93点! カステッロ・ディ・ボルゲリ ヴァルヴァラ[2020] 数々のスーパー・タスカンを世に輩出したボルゲリ地区の象徴である「ボルゲリ城」を相続したアルベルト・デッラ・ゲラルデスカの子孫である「フェデリコ・ジレリ伯爵」によって始められた「カステッロ・ディ・ボルゲリ」。「サッシカイア」を造るサン・グイドのオーナー「ニコロ・インチーザ・デッラ・ロッケッタ」や、「オルネライア」を世に送り出した「ロドヴィコ・アンティノリ」の両貴族とは親戚で、彼らから見るとジレリ家は本家にあたり、所有する約50haの畑の内で最上の葡萄のみが自社のワインに使われ、残りの葡萄は10haがオルネライアへ、15haはサン・グイドへと販売されています。「ヴァルヴァラ」はオーナーの祖母の名前で、2005ヴィンテージからリリースされたセカンド・ワイン。セカンドとは言え葡萄は厳しく選別された房のみを使っていて、完熟感の有る赤果実の香りに加え、黒果実やドライフルーツ、スパイスなどの複雑な香り。口中では熟れたタンニンが滑らかに広がり、ベリー系果実の芳醇なエキス分とボルゲリらしい爽やかなミネラル感がバランスよく感じられます。 750ml |
■ 生産地:イタリア、トスカーナ地方
■ 味のタイプ :赤・フルボディ
■ アルコール度:14,5%
■ ブドウ品種 : カベルネ・ソーヴィニョン60%、メルロー20%、カベルネ・フラン17%、プティ・ヴェルド3%
■ 平均樹齢 :年
■ 平均年間生産量 :本